大好きなスニーカーを長持ちさせるために
お気に入りのスニーカーはずっと綺麗で長持ちさせたいなと誰もが思いますよね?
ケアや日々の手入れによって、状態は変わっていきます。そしてスニーカーは色々な素材が組み合わされているモノですので、その素材によっても扱い方や手入れの方法が変わります。
また、加水分解というスニーカーにとってガンのような恐ろしい病気もあります。
加水分解とは加水分解とは、スニーカー他靴類に訪れる、スニーカーの寿命のようなもの。空気中の水分を含んで、物質が変化し、ボロボロと粉々になる現象です。だいたい10~20年ではなります。ポリウレタン素材が基本的になる原[…]
今回はとりあえずスエードレザーの手入れの方法を特集します。
スエードレザーとは
スエードレザーとは毛羽立った柔らかいレザーで、プーマスエード、アディダスキャンパス、ヴァンズオールドスクールのつま先の部分なんかがスエードです。
革の裏側を使っているのがスエードレザーです。間違いやすいレザーとしてヌバックレザーというのがありますが、ヌバックはレザーの表側を削って毛羽立たせたレザーです。多少似ていて実際に触って比較しないとピンと来ないかもしれませんが、ヌバックの方が毛が短くつるっとしています。
PUMA the archive90681(スエード)1970年後半から1980年台前半に生産されていたプーマスウェードを忠実に復刻。当時、生産されていたユーゴスラビア製をベースに復刻した事を表現するために、当時使[…]
お手入れ方法
① ブラシ
スエードはこれにつきます。これだけやっとけばもういいです。
柔らかい馬の毛等のブラシを使った方がいいです。1,000円くらいで売っています。
スエードは汚れやすく、硬くもなりやすいので、履いたら毎回ブラシするのが理想的。
色んな方向からブラシをかけてやり、汚れを取り、毛並みも揃えます。
クレープブラシというゴムでできたブラシもあるようで、こちらは汚れ等ひどい場合に一部的に使う用途です。次の消しゴムに近いです。
②消しゴム
どうしても取れない汚れがあった場合、スエード用の消しゴムがありますのでそれを使って取るといいです。
ゴシゴシと消しゴムと同じ使い方でこすります。
大体の汚れはこれで落ちます。
③栄養スプレー
革は生き物です。ずっと同じままでいることはなく、栄養や油など必要な要素がなくなれば死んでいきます。
革は、自分で栄養や油を作り出すことはできません。 なので与えてあげなければいけません。年1回くらいで大丈夫です。与えすぎると逆に劣化につながります。
これは革製品すべてに言えることで、レザージャケットなどでも同じことが言え、保湿クリームなどはたまにあげたほうがいいです。
ちなみにシンセティックレザー(人工皮革)でヌバックぽい質感にしているスニーカーも多くありますが、人口なんで栄養補給等してあげても意味がありません。
④洗剤
これは、最後の手段と思っていた方がいいです。
革の栄養や必要な油等が取られ過ぎたり、物によっては色が抜けたり変わってしまったりしまいます。
本当にどうしようもなく汚くなってしまった場合にしましょう。
スエードレザーの手入れ方法まとめ
レザーは生き物なので、手入れ等多少手がかかります。
でもそれによって味が出て、新品とは違う自分だけのレザーになっていきますので、大事に大事にレザーは育てていきましょう。