プーマ ブルーバードとは
1978年から6年くらい販売されていたプーマのトレーニングシューズ。
おそらく日本では販売されていなかったモデルです。
日本では、形や素材が同じで色だけ違う、ブルースター、レッドスターが展開されていたようです。

ファイアーバードなんてのもあったようです。全て色違いで製品名が変わっていました。
昔はこのようなことがよくあったようです。今ではあり得ませんけどね。同じモデルなのに色違いでモデル名も製品番号も違うのは。
ちなみにブルーバードは青いスエードに黄色のフォームストリップです。
2011年に初復刻されて以来の復刻です。

シティパック・アムステルダム
今回のモデルはシティパックと題しまして、各都市名が振られ、そのイメージのカラーとなっています。
このモデルはアムステルダム。オランダの首都です。
今回のシティパックは、サンクトペテルブルグ、ローマ、ロンドン、ニューヨークとこのアムステルダムです。
他の1909とかもそうなんですかね。
ほぼ国内未発売でしたが、日本では静岡県藤枝市のマグフォリアさんのみでこのアムステルダムとサンクトペテルブルグの発売がありました。

クライフロイヤル
今回のカラーについて、クライフロイヤルという伝説の靴が連想されます。
そもそもオレンジがメインカラーのプーマのスエード靴って数えるほどしかないようです。
正直自分はプーマやスニーカーについてまだまだ全然知識が少ないですし、今回のスニーカーもとある方々の話を聞いてて、めちゃくちゃ欲しくなって買ってしました。
静岡県藤枝市のマグフォリアの山田さんとプーマジャパンの野崎さんのインスタライブでもっと詳しく語っていらっしゃいますので、よければそちらをご覧ください。
面識もなくリンク貼ったら失礼かなと思いリンクは貼りませんが、でも人のはなし聞いてそれを僕がつらつら書くのもあれですので、
あと、調べても出てこないんですよね、ブルーバードとかクライフロイヤルの情報。

ブルーバードのレビュー
カラー
まず、すごく可愛い色。
スエードの発色の良さはニューバランスが今までいいなって感じてましたが、プーマもすごくいいですね。
オレンジって派手な色ですが、これはそこまで派手じゃなく落ち着いた色味で、なのに暗くなく明るい鮮やかなオレンジです。
それにまた派手じゃないけど落ち着いた鮮やかな水色。
素晴らしくいい色味です。

そもそもオレンジと水色の組み合わせってあまり見ないですが、すごくいいですね。
履きこんでいくうちにもっと味が出てくるのでしょう。
それもまた楽しみです。

履き心地
いつもながら、プーマの気持ちいいスエードで包まれます。
今回ブルーバードというモデルはスエード等とアッパーの感じというか、足への包み方が違うように感じます。
まず、大きくタンが違います。

少しビニール感のあるシンセティックレザーで、縦にピンとしていて、パットも縦に入っています。

そのタンの奥、繋がっている部分が、靴を履くと下に沈みこみます。
これにより、紐よりタンが中に沈み込み、足にタンが密着してくれます。

また、レースホールの一番上、履き口の先がまっすぐではなく、くっと内側に屈曲しています。
これによっても足へのホールド感がしっかりしています。
最初は気付きませんでしたが、細かい工夫を感じます。

サイズ感
一個小さいサイズ選んだかなってくらい、全体が小さいです。
同じ26㎝の持ってるスエードと、ソールを合わせると大きさが違うことに気づきます。
まず、長さが短い。スエード等に比べると1㎝ほど全体の丈が短いです。
横幅も0.5㎝くらい小さいです。
ただ、見た目が少しぷくっとした印象で、中もゆったり目な感じで、窮屈感はありません。
横幅やつま先、甲の高さがゆったり目かなと。
なので、長さが短いことだけ注意が必要かと思います。

クッション、ソール
ソールはガムソールで、アウトソールのパターンもあまり見たことない、フットサル系のパターン。

かかとの高さは2.5㎝もなく、かなり薄いです。
ちなみに重さは片足307g。
スエードより軽くて薄いです。

めちゃくちゃいいスニーカー
斬新でいい色だけど、派手で履けるかなと思いながら買いましたが、全然むしろ早く履きたいです。

紐はオレンジと水色ありますが、個人的には水色がいいなと思っています。
