バンズのはじまりのスニーカー、オーセンティック
1966年創業のバンズ、そしてはじまりはこのオーセンティックからです。
ここから、オールドスクールや、エラ、スリッポン等生まれていきます。
アメリカはカリフォルニア州のブランドで、基本スケボーシューズとして作られています。
このオーセンティックは未だ人気があり、色んなコラボが生まれています。
クリス・ヨハンソン
今回のこのモデルはアメリカのストリートアーティストのクリス・ヨハンソンさんとのコラボです。
もともとバンズに色々と携わっている根深い関係です。
普通のオーセンティックと比べ、様々なところが違います。
オーセンティックのディテール
アッパー
全体キャンパス地のアッパーです。
オーセンティックは足首周りのライニングにパッドが入っていないので一枚地です。
コンバースのオールスターとも似ていますね。
今回のこのモデルは環境保全の観点からオーガニックな素材を随所に盛り込まれており、有機栽培コットンが使用されています。
シューレースの穴もステッチになっています。
この柄、素敵ですね。
また、かかとは履きつぶしていいようにか、固定パーツが入っていません。普通は入っています。
少し不安定さはありますが、かかと潰してもするっと履けます。
インソールとクッション(ウルトラクッシュライト)
ふだんのオーセンティックは、ゴム底のいわゆる昔ながらの履き心地です。
今回はウルトラクッシュライトというクッションということだったのですが、インソールが特殊なようです。
珍しく取り外し可能で、厚めのクッション強めのインソールになっています。
力を入れると結構グッと沈み込みます。
ウルトラクッシュのクッションも持っていますが、それよりクッション強めです。
表面はコルクになっているのもいいです。
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アウトソール
いつものアウトソールパターンですが、今回のは石油由来じゃないゴムが使用されて言います。
スペックルじゃないですが、中にリサイクルっぽいものが混合されています。
履き心地
普通のオーセンティックは片足400gほどで結構重めで、クッションもあるわけでなく、正直長時間は疲れます。
今回のモデルは、ウルトラクッシュライトのおかげで350g、クッションも柔らかく履きやすいです。
そこまでふわふわしてるわけでないですが、地味に柔らかくなってちょうどいいです。
柔らかすぎるのも長時間歩くと疲れるので。
かかとの底の厚さは3㎝です。
サイズ感
オーセンティックは、その他ヴァンズのスニーカーと同じサイズ感で大丈夫です。
紐の部分は短いですが、ついているので調節できますし(スリッポンはできないので)
他スニーカーに比べると、コンバースより幅は広めです。
ナイキだとエアフォース1くらいゆったり目と思います。
長さも普通にあります。
ただ、今回のモデルはインソールで厚みが増した分、結構きつめ。
インソールをもう一枚足したようで、甲がきついですね。
サイズは注意しつつ、履き心地はアップ
50年も前のオーセンティックというモデルですが、少しずつアップデートしています。
サイズ感だけ注意すれば、今でも素晴らしいモデルです。