かかとらへんのインナー部分
スニーカー用語として、たまに出没する単語”ライニング”。
たまに”腰裏”とも呼ばれます。
スニーカーでいう腰とはどこかと言いますと、かかと。

かかとを支える部分、かかとの裏とでも言いますか、まぁ子どもが踏んで歩くとこです。
その裏なので、内側、足に直接触れるインナー部分。
根本的にかかとだけでなく、内側全体のことをライニングと呼ばれます。
ニューバランスのスニーカーでよく見るのは、スニーカーがダメになる前にこのライニング部分が破れて中のスポンジが飛び出すパターンです。

以後、余談
ライニングの破れ
他のスニーカーでもよくあることですが、単にニューバランスのスニーカーは出来が良くて天然レザーが多いので、他の部分がダメになるのが遅いためだと思います。
そりゃ布地の部分なので消耗します。
逆に言えばそれだけ長く履けるスニーカーということですね。
ニューバランスはソールだけでなくライニングもリペアしてくれますので、気になっている人がいれば頼んでみるといいと思います。

ライニングの素材
使われている素材は、スニーカーによって様々です。
先ほどのニューバランスのような布地の物から、メッシュ、ナイロン、合成皮革、天然皮革とモデルによって変わります。
天然皮革がライニングにも使われていると、テンションが上がります。 足に吸い付くような フィット感なんですよね。

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ブ―ティー構造
たまにあるのはタンまで一体となったブ―ティー構造のスニーカー。
ナイキだとエアハラチや、エアプレスト。アシックスのゲルライト5等、昔は珍しかったですが、今は普通に存在しています。
この場合、どこまでがライニングで、どこまでがタンなのか。

それは、それぞれの足が感じたところでいいのではないでしょうか。