ヴァンズの企画の違い
1966年に創業したvans(ヴァンズ)。
ポール・ヴァン・ドーレンがその他3人とアメリカのカリフォルニア州アナハイムで一緒に作ったスニーカーブランドで、ヴァンと仲間たちという意味でヴァンズです。
当時はカスタムオーダーでの受注生産でしたが、のちに店舗を構え、オーセンティック、オールドスクール、スリッポン等、今でも人気のあるスニーカーが生まれていきました。

海外(USA)企画
基本的に日本国内でも売られているヴァンズは海外USA企画です。
コンバースのような複雑な事情はありません。
国内と海外のコンバースコンバースは今会社が二つありますコンバースは今、会社が二個あります日本のコンバースと海外のアメリカのコンバース二つ誕生した経緯2000年代前半に大本のコンバースが倒産、[…]
国内(日本)企画
唯一例外があります。
日本国内の企画があります。
ABCマートです。
ヴァンズとライセンス契約を結び、独自の国内企画のヴァンズ製品を作ることができます。
もちろん、国内企画のものしか売っていないわけではなく、USA企画のものも売っています。
ABCマートは、その他ホーキンスの商標権や、他ブランドの専属契約を結構持っており、いまや1000店舗以上のどこでもあるお店ですが、レアなものも売っていたりしますよ。
ちなみに、billy’sENTもABCマートの子会社ですが、billy’sENTでは国内企画のヴァンズは売っていないようです。
企画による違い
見極め方
USAと国内の違いは、細かいところをいうとたくさんあります。
まず調べるのに一番は、型番。
VN始まりがUSA、V始まりが国内です。

ネット等で買う場合はこれが一番見極めやすいです。
箱も変わるため店頭ではこれが一番簡単ですね。
段ボール色に赤が海外。段ボールに黒が国内です。
その他の違い
その他にも違い色々あります。
モデルにもよりますが、ステッチが違ったり、サイドのジャズストライプの太さが違ったり、シルエットやアウトソールの反り具合等細かいところが色々あります。

サイズ感は日本の方が幅狭め、履き心地は日本の方がインソールにオーソライトが使われていてふかふかしていると聞きますが、国内のを持っていなくて比較はできていなくすみません。
アナハイムファクトリーのオールドスクール(現行との違い)ヴァンズの名作オールドスクール。誰しもが見たことはあるような有名なモデルですね。今回のご紹介はそのアナハイムファクトリーコレクションとして発売されたモデルです。[…]
vault(ボルト)表記とは
ヴァンズのモデルでたまにこのような表記があるものがあります。
これは、ヴァンズの中でも限定やコラボモデルのラインを示しています。
ナイキラボや、アディダスのコンソーシアムみたいなところです。
世界7つのナイキラボMA5 NIKELAB MA5 「NikeLab(ナイキラボ)」とは、最新イノベーションやスポーツスタイルなどを発信するべく作られたナイキの新しいプロジェクトです。ネットショップと実店舗が世界で[…]
最近であれば、porterとコラボしたモデルはvoult表記でした。
以前のアナハイムファクトリーパックの物には表記がありませんでした。
ヴァンズとスリッポン1979年に誕生した、ヴァンズのスリッポン。ちなみにスリッポンとは、スリップオン(slip on)です。紐がなく、滑らせて履けるというところです。1966創業のヴァンズが、オーセンティッ[…]

ダサい論について
日本企画だからダサいとか、コラボでレアモデルだからとか、プレ値が付いているからとか。
そういうのは正直わからなくもないですが、それだけで語るのは違うかなと思います。
そもそものそういう考えが、ダサい日本人の考え方かと。
