加水分解とは
加水分解とは物質に水分に反応し化学変化を起こし、物質が変わり分解されることです。
簡単に言うとこうなります。
https://8469sneakers.com/broken-sneakers/
加水分解するとその物質は違う物質に変わっているので戻すことはできません。(できる人は違うもの新しいものでリペアなんかされたりしますが)
また、はっきりいって止めることもできません。
遅らせることならできます。
遅らせる方法
水分に近づけなければよいのでは?という話なのですが、空気中にも水分は含まれます。
特に日本は多湿の国ですので、空気中にたくさん水分を含んでいます。
その対策として、空気と遮断する密閉のビニール袋(ジップロック等)に入れる方法が有名です。
木製のシューキーパー(水分の調整)や、乾燥剤、黄ばみ防止剤等も一緒に入れ、保管すれば加水分解を遅らせることができると言われています。(まだこれをして20~30年と経った事例がないので実証はされていません。
https://oceans.tokyo.jp/fashion/2019-0526-8/?p_page=2
履いている靴と履いていない靴
履いている靴の方が加水分解が早くなりそうですが、逆です。
履いていない靴の方が早く加水分解します。
履くことにより、靴に含んだ水分か外に押し出されるからだそうです。
加水分解する靴しない靴
根本的にゴムは固くなるだけで、履けなくなることはなりません。
ポリウレタン等を含む物質はします。ナイキでいうとエアーを搭載している靴はします、ニューバランスのencapを搭載しているとします。
他にも色々ありますので詳しくは下記記事をご覧ください。
加水分解とは加水分解とは、スニーカー他靴類に訪れる、スニーカーの寿命のようなもの。空気中の水分を含んで、物質が変化し、ボロボロと粉々になる現象です。だいたい10~20年ではなります。ポリウレタン素材が基本的になる原[…]
加水分解とエアジョーダン1
エアジョーダンの中でも一番加水分解をしないのは、おそらくエアジョーダン1です。
エアジョーダン1オブシディアンナイキを代表するスニーカー、エアジョーダン1。NBAプレーヤー、マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル第一弾です。基本的には当時のバスケットボールシューズ、ダンクのルックスを[…]
なぜなら一番なりやすいのはビジブルエアーを搭載したモデル。バラバラになります。
エアジョーダン1やエアフォース1等のモデルは中が加水分解してエアーが機能しなくなりますが、一応履けなくなることはありません。

ジョーダン11、12、13辺りもビジブルエアーを積んでいませんが、11はパテントやアウトソールのクリアラバーが黄ばんだり、他アウトソールが剥がれてきたりします。
http://skit.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/sports-gooair-j.html
ジョーダン1はソールとアッパーを紐で縫い付けてあるので剥がれることもそこまで気にしなくていいです。
なのでオリジナルのジョーダン1は黄ばんだり、エアーが中で粉々になっていても原型をとどめて、一応履ける状態にはあることが多いです。(履き心地は知らないとして)
