ズームエアー

【構造と特徴と歴史まとめ】ナイキのズームエアとは

ズームエアの登場

1995年のエアマックス95のスニーカーブームの最中、ナイキは新しいエアーが開発されます。

95年発売エアズームLWPにテンシルエアが搭載されていたが、それを起源とし、96年エアズームアルファに搭載されたのがズームエアです。

エアズームアルファ
https://undefeated.jp/blog/20190411_nikeairzoomalpha_nowzen018/

ズームエアの特徴と構造

ズームエアのメリットは、薄くて軽くて高反発。

エアーが圧縮され薄いプレート状になっており、内部にはファイバーが編み込んである。力が入るごとにそのファイバーが緩み、そして戻ろうとする力が高い反発力を生み出す仕組みです。

ズームエアのファイバー
https://mr-ty.com/archives/nike-zoom-commentary.html

搭載モデルの歴史

97年にはエアズームスピリドン。99年にエアズームサイズミックとランニングシューズに使われました。

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ナイキエアズームスピリドン1
エアズームスピリドン

他にもバッシュでは96年エアジョーダン12、97年エアフォームポジット等に使われています。

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フォームポジットレビュー

以降、様々な靴に用いられます。

ダンクへの起用

薄さという面で、普通のマックスエアのようにミッドソールを埋め尽くすことはなく、プレートが入るだけなのでどこにでも用いることができるようになりました。

ダンクSB
https://www.nike.com/jp/launch/t/15-years-of-sb-dunk/

2002年のスケートボード用に発売したダンクSBには、インソールにズームエアが搭載されます。

インソール
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ナイキダンクレビュー

最新シューズ

ズームエアは以降いろいろなシューズに用いられ、今でも最新パフォーマンスモデルに搭載されています。

アルファフライ ネクスト%

グイっと沈み込んで、ぽいっと跳ね返る履き心地は20年以上前のテクノロジーとは思えない画期的なクッションです。

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